簡単、美味しく食事療法!普段の食事を糖尿病食・腎臓病食に変えるなら?〜〜

豚の角煮 治療食

今日は栗と柿で一気に秋っぽいメニューとなりました。栗ご飯は豚の角煮風が味濃ゆかったため塩は使用せず炊き込んでいます。豚の角煮風は圧力鍋に材料入れるだけの簡単メニューです。家族も喜んで食べてくれました。

豚の角煮

メニュー
・栗ご飯150g
・豚の角煮風(大根・人参入り)180g
・ほうれん草の卵とじ75g
・柿(種あり)32g

エネルギー(kcal)たんぱく質(g)脂質(g)糖質(g)塩分(g)
65325.419.682.82.3

糖尿病食にするなら私はココを変える

・豚の角煮風
 →肉も野菜も2割減らす
・ほうれん草の卵とじ
 →ほうれん草のおひたしへメニュー変更

エネルギー(kcal)糖質(g)脂質(g)塩分(g)
542(-111kcal)77.8(-5g)13.4(-6.2g)2.2

ポイント1:味付けを家族と変えることなく美味しくごはんを食べること。
ポイント2:塩分をもう少し下げたい方は、ほうれん草のおひたしではなく、酢の物など醤油の使用を減らすことで塩分を下げることができます。(ほうれん草と焼き海苔の酢物など美味しいです!)

腎臓病食にするなら私はココを変える

豚の角煮風

メニュー
・栗ご飯
 →低たんぱく質米180gへ変更
・豚の角煮風
 →肉は半量、大根と人参は倍量に盛り付ける。
・ほうれん草の卵とじ
 →ほうれん草のナムルへ変更する

エネルギー(kcal)タンパク質(g)塩分(g)
608(-45kcal)13.8(-11.6g)1.9(-0.4g)

ポイント1:たんぱく質を落とす必要があるため、豚の角煮風の肉の量は減らす必要がありますが、食べる量に満足感が出るよう、大根と人参の量を増やします。
ポイント2:栗には意外にも多くたんぱく質が含まれています。栗ごはんを食べたい場合は、豚肉をさらに減らすと可能です。しかし、良質なたんぱく質を摂取する方が良いので、栗よりもお肉を食べる方がおすすめです。
ポイント3:ほうれん草のナムルに変更することで、ごま油のおかげで塩分が少なくても美味しく食べられます。また、カロリーUPにも繋がります。
ポイント4:減塩のコツは料理の味付けを全て薄味にするのではなく、濃いもの薄いものとメリハリをつけることです。メインの料理を濃くすることで満足感があると思います。

料理の分量紹介

豚の角煮風

〈豚の角煮風/2人分〉
豚ロース塊肉160g・大根80g・人参60g・生姜スライス6g・酒40g・濃口醤油20g・砂糖7g・みりん14g・水200ml

◎上記の分量を鍋に全て入れ、圧力鍋で弱火15分加圧しただけです。加圧後、弱火で少し煮詰めて汁気を飛ばしました。

栗ご飯

〈栗ごはん/2合分〉
米2合・栗(殻付き)300g・酒15g


◎塩を入れることがオーソドックスかと思いますが、塩を入れずに炊き上げました。塩がなくても栗の香りで美味しく食べられました。



ほうれん草の卵とじ

〈ほうれん草の卵とじ/2人分〉
卵50g・ほうれん草40g・玉ねぎ30g・人参35g・薄揚げ5g・薄口醤油9g・顆粒だし少々・酒6g・みりん15g

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