簡単、美味しく食事療法!普段の食事を糖尿病食・腎臓病食に変えるなら?肉じゃが編!

肉じゃが 治療食

今回は肉じゃがです。肉じゃがは糖質が多い料理です。糖尿病食と腎臓病食で対照的な変更内容となっています。特にじゃがいもに注目です(^^)

肉じゃが

メニュー
・ごはん150g
・肉じゃが145g (じゃがいも80g)
・出し巻き卵65g
・ごぼうの唐揚げ38g
・味噌汁120g

エネルギー(kcal)たんぱく質(g)糖質(g)脂質(g)塩分(g)
58717.392.414.42.2

糖尿病食にするなら私はココを変える

肉じゃが

・肉じゃが
 →じゃがいもを大根などの糖質の少ない食材へ変更する。
・出し巻き卵
 →1カット増やす(卵1→1.5個分へ)
・味噌汁
 →汁をお椀の半分に注ぐ

エネルギー(kcal)糖質(g)脂質(g)塩分(g)
576(ー11kcal)80.4(ー12g)17.4(+3g)2.0(ー0.2g)

ポイント1:じゃがいもは糖質の多い食材であるため、野菜として考えるのではなく主食として考える必要があります。肉じゃがをそのままの量を食べたい場合は、ごはんの量を半分に減らし、出し巻き卵の量をさらにもう1カット増やすこと(卵2個分)で可能です。
ポイント2:卵はたんぱく質の多い食材です。糖尿病食のように糖質制限を行う場合は、たんぱく質をしっかり補う必要があります。そのため、増量しています。

肉じゃが

・ごはん150g
 →ごはん180gへ増やす(低蛋白米でなくて良い)
・肉じゃが
 →じゃがいものみ倍量へ(80g→160g)
・出し巻き卵
 →半量にする&マヨネーズをつける
・味噌汁
 →汁のみ半量にする

エネルギー(kcal)たんぱく質(g)塩分(g)
619(+32kcal)15 (ー2.3g)1.8 (ー0.4g)

ポイント1:出し巻き卵の卵はたんぱく質を多く含む食材であるため、減らす必要があります。しかし、その分エネルギーも減ってしまうため、マヨネーズをつけて食べることでエネルギーUPさせましょう。
ポイント2:タンパク質を減らすと糖質からのエネルギー補給も大切です。白米とじゃがいもは糖質を多く含む食材です。これらを増やすことで簡単にエネルギーUPとなります。
ポイント3:減塩調味料や調味料を減らすことなく美味しく食べることができます!

料理の分量紹介

肉じゃが

〈肉じゃが/2人分〉
じゃがいも160g・人参40g・玉ねぎ40g・合い挽き肉20g・濃口醤油9g・酒7g・みりん8g・砂糖6g・水100cc

◎食材と調味料を全て圧力鍋に入れて、20分加圧して作った簡単、肉じゃがです!

出し巻き卵

〈出し巻き卵/2人分〉
卵100g・白だし8g・水20g・油5g

◎白だしを使った簡単、出し巻き卵です。初めは卵が柔らかく、少し巻きにくいですがなんとかまとまります。

ごぼう唐揚げ

〈ごぼう唐揚げ/2人分〉
ごぼう70g・片栗粉6g・揚油6g (給油率で計算した量です。揚油は適宜用意しましょう。)青のり少々・塩0.1g(少々)

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