糖尿病だけど普段の食事ではダメ?簡単に美味しく糖尿病食を食べたい!

糖尿病食

糖尿病の方、またはご家族に糖尿病を持たれている方、毎日の食事作りに悩んではいないでしょうか。この記事では、普通の食事を糖尿病食の人にあった食事へ変える工夫を紹介していきたいと思います。

1食600kcal前後の食事で考えていきます。写真から、食品や全体の使用量も見ていただけたらと思います。また、糖尿病の食事はダイエットされている方にも効果的です!

  • ごはん180g
  • 鯖の味噌煮(鯖70g)
  • 小松菜と豆腐の煮浸し(仕上がり全体量70g)
  • 大根のかぼすあえ (仕上がり全体量50g)
エネルギー(kcak)炭水化物(g)脂質(g)タンパク質(g)
ごはん180g30266.80.54.5
鯖の味噌煮249131316.9
小松菜と豆腐の煮浸し4470.82.2
大根のかぼすあえ317.70.10.8
合計62694.514.424.4
諸事情により、日本食品標準成分表2015年版(七訂)を使用して栄養価計算しています。2020年版と数値に多少のズレがあるかと思います。

上の写真のままでもカロリーはいい感じです。しかし、糖質がやや高めです。1食80gくらいまでに抑えられたらいいと思います。そんな時は、赤丸2つに注目してください。①鯖の味噌煮に使われている味噌はやや糖質が高めです。②小松菜の煮浸しも少し野菜が多めまたは甘めな味付けにしています。

2つの事を改善した場合の栄養価計算をしてみます。①は煮付けに変更しました。

エネルギー(kcal)炭水化物(g)脂質(g)タンパク質(g)
ごはん180g30262.80.54.5
鯖の煮付け2125.811.815.2
小松菜と豆腐の煮浸し607.11.93.5
大根のかぼす和え317.70.10.8
合計60583.414.324

いかがでしょうか。表の通り、炭水化物を減らす事ができました。特別な調味料を使ったり、全体量を減らしたわけではありません。

少しの工夫で簡単にカロリーや炭水化物の量を調節できる事を知っていただけたらと思います!

最後に、糖尿病食(治療食)ではなく普通の食事を食べていると思ってもらえるような献立を、これから提案していきます。

食事の盛り付け方や写真撮影も美味しそうに見てもらえるようお勉強していきたいと思います。

最後に鯖の味噌煮の分量を記載しておきます。ぜひ作ってみてください。 

鯖の味噌煮(2人分)
・鯖の切り身…2切れ(70g×2切れ)
・生姜…10g (スライス)
・砂糖…16g
・味噌…40g
・酒…50ml
・水…150ml
💡鯖に火が通ったら汁気が少なくなるまで煮詰めるのがポイントです。ぜひ作ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました